テトリス

前回テトリスの事を書いたのですが、ちょっと補足しておきます。

ファミコン版のテトリスの操作性は本当に最悪なものでした。
その分ゲームボーイ版が売れたのではないかとも思ってしまいます。

このファミコン版の劣悪な操作性に業を煮やしたゲーム好き開発者が集まって、テトリス2+ボンブリスというファミコンソフトを出すことになります。クレジットに作曲家のすぎやまこういちさん、遠藤さん率いるゲームスタジオ、中村光一さん率いるチュンソフトが表記されていて本当に豪華です。

ボタンですとんと一番下まで落ちるという方式なのがIBM版(1987)やファミコン(1988)、レトロPC(PC-88等)での操作性。ある意味忠実な移植ではあるのですが、ユーザーインターフェースを考えるとよろしくありません。

セガのアーケード版(1988)と、それをお手本に移植したゲームボーイ版(1989)は↓を押すと速いスピードで落下し、↓を離すと止まります。一番下で回転させたり差し込んだりということがスピーディーに出来るため、待たされることが無く、プレイアビリティはかなり向上しました。

ファミコンテトリス2(1991)で追加された機能が左右のどちらかを押しっぱなしにすることで、高速移動(連射した状態)になるというもの。これによって、高レベルでも端のほうに持って行くことが可能となりました。

更に、着地時の猶予時間など、細かい部分で遊びやすいように改良され、基本を踏襲した上で操作性の良いアリカのテトリス・ザ・グランドマスター(TGM)はいまだにファンが多いそうです。


PC-98等で非公認で存在した、一定のラインを消すと女の子が脱ぐといったアレなテトリスとかも好きだったんですけどね(まじめな文が台無し)。

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